(第139話)11年半ぶりに…

無事に修羅場を抜けて、のんびりの土曜日🤗

部屋の掃除や物置の整理をしながら、過去の様々な記録や資料に目を通し、年月の経過の速さをあらためて実感。。😞

「2008年9月15日」

この年月日を見た瞬間に、頭の中に鮮明に浮かんでくるモノがある人は、きっと私と同じようなキャリアを過去に持っている人である…

そう
リーマンショック。。

あの時、自分はニューヨークの
マンハッタンのど真ん中に住んでいた🏙

当時、
自分のアパートの窓際には
5枚のスクリーンが立っていた…

スクリーン上には、ほぼ24時間、電源を落とされることなく、、様々なテクニカル分析チャートが表示され、様々な数字が毎秒点滅し続け、時にはパソコンからサイレン的なシグナル音が鳴り響く。。

ボリンジャーバンドやMACD、ストキャスティクス、そして一目均衡表、、

どれだけ見続けていただろう…

あの頃から自身のスタイルは一貫して変わっていない。

「ファンダメンタルベースのテクニカルトレード」

テクニカルはファンダメンタルで説明できない動きをとらえる

そして、
テクニカルはファンダメンタルによる動きを追認する

言い方を変えれば、
テクニカルは、ある動きが継続する確率が高いことを示すだけ

だが、短期勝負をするのであれば、これほど役に立つ分析手法はない。

あのリーマンショックの日以降、
いつまでも、どこまでも「真下に落ち続けるチャート」の残像が、今も脳裏に鮮明に残っているトレーダーは世界中に沢山いるだろうが、、その前後の値動きの幅を正確に記憶している人はどのくらいいるのだろうか…🤔

GBP/JPYの最高値は、2007年7月20日の251.07円。そして、リーマンショック後に記録したGBP/JPYの最安値は、2011年7月11日の116.81円。。

たかだか4年で、GBPは対円で半値以下、46%の価値になった。
勿論、英国で暮らす人にとってはGBPはGBP。それ自体の価値は変わらない。

一方で、世界中の投資家にとっては…😱

あれからはや11年半
今年はBREXIT✨✨

金融業界に就職してから、今年の4月で27年目に突入。そして、自身の人生の節目の日まで、あと半年。。

久々に自分の能力を試してみたくなり、NY時代以来フルに立ち上げことがなかったスクリーンを可動アームに取り付けてみた。

万一の際に備えて、ネット回線も複線化🙂

国籍も性別も年齢も、何も関係ない完全なゼロサムゲームの世界

マーケットがどんな方向へ進もうが、どれだけ荒れようが、勝てる人は勝てる。負けている人が多ければ多いほど、勝っている人のところに全てが集まってくる。

先週半ばくらいから、コロナウィルスの影響もあってか、所謂「有事のドル買い」的なドル高円安が進行。

その煽りも受けて、クロス円のボラティリティもだいぶ大きくなってきた。

世の中の動きを見つめながら、自身の感度と分析力、考察力、判断力を再度試す絶好の機会。

ちょっと楽しみだ。。🤗