(第234話)夏の夜の物思い…🙄

この世に生を享けて今日は「18,260日目」

438,240時間、人間として生きている。

「人間は考える葦である」

若干39歳でこの世を去ったフランス🇫🇷の天才哲学者(数学者・思想家・発明家等々)パスカルはそんな言葉を残しているが、自分はルクセンブルクに来てから「考える」ことが凄く多くなった。

私を良く知る友人なら、間違いなく
「お前、単に暇なんだろ?」と言うだろう…🤣

実際、自分の時間が沢山あることに間違いはないが、「考える」ことが増えたのには、別の理由もある。。🤔

今から4年前、
NYの友人の結婚式でハワイに飛んだ時に撮った写真…
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そして、昨年5月、人生初のアフリカ旅行をした時にザンベジ川の畔で撮った写真…
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更に、昨年8月、ブタペストで撮った写真…
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どうやら、自分は綺麗な夕陽を見ると、物思いに耽る生き物のようだ…🙄

そして、幸か不幸か、我が家の窓からは綺麗な夕景が頻繁に見える。。
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毎日毎日、ここまで↑🙄綺麗なわけではないが、天気が比較的安定している夏場は、かなりの確率で美しい夕景が窓から、そしてテラスから見える。

そこにウィスキー🥃の一杯でもあれば、夜な夜な物思いに耽らずにはいられない…。

かの三浦綾子が『氷点』を発表した10年後に執筆した小説『石の森』には、こんな一節がある…

「人生にはピリオドは唯一つで、あとはコンマ。コンマの連続だという思いがしきりにした。最後の終止符を打つまでは、人生いろいろなところでコンマが打たれるのだ。」

ピリオドはそれでおしまい。
リセットして新たな人生を…などと言う人もたまにいるけど、多分、人生にリセットはない。

過去の様々な失敗や、学びや、自らが培ってきた知恵の蓄積が、未来へ向けての先見力を生む。

だから、人生は晩年の方がより充実する。

そう考えると、歳を取っていくことも決して悪くない…。

10年後、こんな夕景の中で物思いに耽っている時間が沢山できていたら嬉しいなぁ…🙄