(第541話)卒業…🎉

3月も
もうあと1週間足らず…

先週のおっさんは

この国で唯一の同期入社の
某日系企業の方を我が家にお招きして、

こんなインドマグロをご用意して、、

手巻き寿司パーティーを楽しみ

最後は
筍ごはんと、ひじきで
締め…

そして今日は、
25日、土曜日。

おっさんは
朝、起きてすぐにお腹が空いたので…

先日、お招きした
↑の同級生(他の方々)が
我が家に持ち込んでくれた
こんなワイン🍷↓を朝の6時台から開けて

こんな↓お好み焼きを焼き、

焼き上がったら、

どろソースをかけ、

キューピーマヨネーズをかけ、

かつお節を散らし、

青のりを振り、

デカいお好み焼き↑を
食べながら、

昼から
ご招待頂いている

おっさんが理事長を務めている
学校の卒業式での祝辞を考えた…

基本、
おっさんは話が長い…😑

校長先生からは
4〜5分で
お話をして下さいと
言われているが、

ムリである…😑

よし!
校長の言うことは無視して
7分で話そう…。

以下、おっさんの祝辞。

…👀

卒業生の皆さん
本日はおめでとうございます。

今朝、起きてから
この場でどんな話をしようかと悩みまして

そもそも生徒さんたちは
この手の「来賓挨拶」を
どう思っているのだろう?と

調べてみたところ…

私のスマホに
沢山の子供たちのコメントが
出てきました。

いくつかご紹介します。

● 来賓は要らない。

● 来賓が式に出席することの意味が分からない。

● 1度も会ったことがないオジサンの話を
 なぜ聞かなければいけないのか?

● 去年はコロナのお陰で
 来賓の長い挨拶がなくなって良かった。

● 早く話が終わらないかと、ずっと考えていた。

今晩
ネット上に同様のコメントが
増えていないことを強く願いながら
お話をさせていただきます。

さて、
この式の主役は卒業生の皆さんです。

ですので、
この先、皆さんが
何か困ったこと
思い悩むことにぶち当たった時に

思い出してもらいたいことを3つ
お話したいと思います。

どれも単純で
当たり前のことばかりですが

私自身が昔からずっと
今も大切にしていることです。

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まず1つ目は、「人間関係は鏡」というお話です。

例えば今、私の身近なところに

「ちょっとこの人、苦手だなぁ」と思うような
あまり好きじゃない人がいるとします。

そういう場合、ほぼ間違いなく
その相手の人も、私のことを苦手だと思ってますし
好きじゃありません。

人間同士
人と人との関係は「鏡みたいなもの」です。

ですから、
人に何かをしてもらいたい時には
まずは自分がその人に、それをしてあげて下さい。

そして、いくつになっても、大人になっても

「ありがとう」と「ごめんなさい」は
自分から率先して言うことを心がけて下さい。

この2つの言葉は、笑顔と優しさを呼び寄せる
「魔法の言葉」です。

私はこれまで
日本を含め、4つの国で生活をしてきましたが、
どこの国でも同じ。

人と人とのつきあいは
いつも「鏡みたいなもの」でした。

だから、人間関係で悩んだ時には

鏡の奥にいる自分に、

「まずは自分から変わろう!」と
アドバイスをしてあげて下さい。

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2つ目は
「人生に無駄なことは何もない」
というお話です。

人は
嫌なことがあった時や
失敗をした時に
落ち込んでしまいます。

そんな時こそ
明るくポジティブに
物事を別の角度から考えてみて下さい。

例えば…
自転車に乗っていて
道端に落ちていた空き缶のせいで
転んでしまった時に

誰がこんなところに空き缶を置いたんだ!
急いでいる時に転んでイライラする!

ホントに自分はツイていない!
と思うのではなく、

車に引かれなくてよかった!
大怪我をする前に、
自転車に乗る時には、道路を注意深く見なきゃ
いけないことを学ぶことができて良かった!
自分はすごくツイている!

といった具合に、考えてみて下さい。

自分の目の前で
既に起きてしまっている事実が

もう「避けることの出来ない仕方がないこと」
である以上

それをどのように考えたら
自分の気持ちが楽になるのか?

嫌な出来事を
少しでも前向きに、幸せな出来事として
捉えることができるのか?

と、別の角度を探してみて下さい。

自分の身に起きる全ての出来事は
神様が、その人にとって必要な経験として
与えてくれているもの

決して無駄なことなんかじゃないんだ
と思えるようになれば、

次には、
その経験を、今後にどのように
生かしていこうかなあ~?と

ポジティブな考え方ができるようになってきます。

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最後、3つ目は

「人は、自分の頭の中・心の中で具体的に
想像できることは、必ず実現できる」
というお話です。

例えば、私に
「オリンピックに出場して金メダルを取りたい」
という夢があるとします。

でも、きっと私は
オリンピックで金メダルは取れません。

それを実現している自分の姿など
全く想像することができないことが
その根拠です。

でも逆に
自分がそれを実現している姿を
具体的に想像できることは

強い意志と、行動力さえあれば
きっと実現できることだと
いつも思っています。

小さなことでも、大きなことでもそれは同じです。

人が持つ様々な能力の1つに
「自分自身のことを知る力」
というものがあります。

人間は
自分では自分のことを
すごくよく分かっている生き物です。

だからこそ
自分の心の奥にある自信や不安
自分の意志の強さや、志の深さ
能力の有無などを

総合的に、そして直感的・動物的に
自ら判断して

自分が実現できるであろうことについては
それを実現している自分の姿を具体的に

自身の中に映し出すことができるのだと
私は思っています。

最初はその姿をイメージできなかったとしても

努力をしている過程で
徐々に映像が鮮明になってきて

その姿を強くイメージできるように
なることもあります。

今後、皆さんが
何か大きな目標
大きな夢を持とうと思った時には…

まず目を閉じて
それを実現している自分の姿を想像してみて下さい。

もしも、その自分の姿を
ハッキリと具体的にイメージできるなら
きっとその夢は叶います。

逆を言えば

より具体的に、手触り感のある形でイメージ
できるように、自分を高めていくことが

夢への近道になります。

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以上、
①「人間関係は鏡」②「人生に無駄なことはない」

③「自分の中で具体的にイメージできることは
実現できる」という3つのお話でしたが、

今後、心の片隅に置いて
何かあった時には
思い出してもらえると嬉しいです。

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最後にひとつだけ

生徒の皆さんにではなく
本日ご来席の保護者の方々
その他、大人の皆さんに

私自身が胸に刻んでいる言葉を
伝えたいと思います。

「大人が変われば子どもが変わる。
 子どもが変われば未来が変わる。」

是非、我々大人も

子供と一緒になって、子供に先んじて

自分たちが思い描いている将来のビジョンや

成し遂げてみたい夢の実現に向けて
諦めることなく、前向きに変わり続け

子供たちと一緒に
「ワクワクする素敵な未来」を
創っていきましょう。

あらためまして、
卒業生の皆様、ご家族の皆様
そして先生方をはじめ関係者の皆様

本日は、おめでとうございました。



みんな
世界に羽ばたいていってね!!