(第562話)④谷底からの、山あり谷あり…

(…前話③から続く)

な、なんと

おっさんは、飛行機に搭乗する土曜日の
早朝5時過ぎ(ギリギリ間に合う時間)に

荷造りが完了した4つのスーツケースを
エレベーターホールに運び出そうと…

まず最初に

洋服だけが詰まった
大きなスーツケースを持って
扉の外に出た瞬間に、、



ドアが
「バターン!」
と閉まってしまい…

サービスアパートで
「インロック」!😵!

(↑このブログの愛読者の方々は
ご存知の通り、過去におっさんは
この国で何度もコレをやらかしてます…)



しかも、ここ
超安宿で…、

1泊、僅か60ユーロ程度の
サービスアパートだから
フロントもないし、、



し、しかも
部屋の鍵🔑のみならず

財布も
携帯も
パスポートも

その他、殆どのモノが
全て部屋の中にある状態で、

土曜日の早朝5時過ぎに
完全に締め出されたおっさん…。



バターン!
という音の後に
おっさんの目の前にあった景色…👀

↓↓
↓↓↓


(↑は、後に撮影したもの…🙄)

終わった…😞😭

もう飛行機には乗れない。。



暫くの間、

安宿の廊下で
こんな感じ↓になっていたおっさん…。



でも、、

ここからが
おっさんの良いところ。

「第541話」にも書いた通り…
(…小学生・中学生にも「心のメッセージ」
を卒業式で贈った通り…)

もう
それが目の前で起きてしまっていて
どうしようもないことであるのなら、

あとは、その現実を
どのように受け止めるのか…?

どう捉えれば
自分自身のためになるのか…??

それだけを考えればよい…🤔


苦難、困難、災難が無い人生は
「無難」な人生かもしれないけれど、

山あり谷ありで
難が沢山有る人生の方が

おっさんにとっては
「有難」い人生なのだ…!

人生、何事も経験だし、
様々な経験は自分のためになる!🤗!

きっとこれは

「そんなに慌ただしく
この素晴らしいルクセンブルク🇱🇺を
去っていってはいけないよ…」

と、神様が
おっさんに教えてくれているのだろう。。

そう考えたら
急に気持ちが楽になり、

すぐに安宿の
外へ飛び出して…



まずは
高級ホテルへと向かい…

今晩の予約とともに
助けを求める!



その後
優先順位を付けて…

元々のフライトの搭乗時間前に
フライトチケットの変更手続きを
することから始めて、

サービスアパートのemergency窓口へ
連絡して、扉を開けてもらい、、



身の回りのモノが
手に入ってからは
一旦落ち着いて…



ニューヨークのリムジンや
サービスアパートの予約変更
不動産物件の内見アポの変更
等々を全て終えて…、、

これまた神の思し召しか

幸か不幸か
荷物に入り切れなかった
2本のルクセンブルク🇱🇺ワインを



おっさんはゆっくりと楽しむ…🍾🍷



最後の最後に、丸一日
この国🇱🇺でのんびりできるなんて、、

なんて幸せなんだろう…✨✨

さっきまでの落ち込みは
一体何だったのか?

というくらいの
positive thinkingなおっさん。



そんなこんなで…

神様がくれた一日を満喫したおっさん。

高級ホテルでゆっくりと休み…💤



勿論、翌朝は寝坊などせずに
きちんと起きて、

早朝から
ホテル近辺を散歩する…🚶‍♂️

毎日通勤時や
マラソンのトレーニングで

数え切れないくらい渡った
思い出の橋と

思い出の我が家を
一目見に来たのだ…👀



🙄朝霧の奥から

橋と我が家が
サヨナラを言ってくれている
ように感じる…😭



そして、
搭乗口に無事到着!

チェックインしたスーツケースは3個

その他、↓に加えて、



ガーメントバッグ&リュックを
無理やりに?キャリーオンして搭乗だ!



🙄🙄🙄
ルクセンブルクから
フランクフルトまでは
特に問題はなく、

フランクフルトの
パスポートコントロールや
手荷物チェックも
無事に通過。。



ここで、一旦、振り返ってみよう…🤔

山あり① 沢山の仲間たちとの楽しい時間

谷あり① 締め出されて飛行機に乗れない

山あり② 神様がくれた最後の休日


ということは、、
次はまた「谷あり」か??



おっさんの嫌な予感が的中!!😞

何と、
長距離フライトとなる
フランクフルトからニューヨークの
フライトの、おっさんの座席💺
(…一応、ビジネスクラス)が
ブッ壊れていて、、

全くリクライニングぜずに
ずっと「直角」のまま!

イメージ的には
「昭和の列車のシート」
(↓イメージ映像)と同じ…😑



しかも、ドイツ人🇩🇪のCAさん曰く、

今日のフライトのビジネスクラスは
「完全に満席」で

別の席に移動することは不可能
とのこと…😞

1、2時間なら我慢できなくはないけど
流石に8時間以上も「直角」はツラい!😭



ということで、、

おっさん得意の
必死の「交渉」開始!



英語が通じる限り
絶対に何とかなる!!



約5分の交渉の結果

↓↓
↓↓↓



↓↓↓



山あり① 沢山の仲間たちとの楽しい時間

谷あり① 締め出されて飛行機に乗れない

山あり② 神様がくれた最後の休日

谷あり② シートがブッ壊れていて直角

山あり③ ファーストクラスゲット!



暫し、幸せな時間が流れる…🤗









🤗 お洒落な一輪挿し🥀と
ローランペリエのミレジメ2007ロゼ…🍾



キャビアもたっぷり!🤗!



次から次へと出てくる…😋



いつまで続くのだろうか…?🤔



そろそろお腹が…😑



スープも、ちょっと重い…😞



🤗 おおお、やっとデザートのチーズだ…🧀

サンテミリオンの2010年のグランクリュと
合わせて楽しむ…🍷



食べ終わると
周囲に壁が立ち始める…👀



おっさんのスペースも
ひとつの部屋のように変わり…



トイレに行っている間に
「ふかふかのベッド」が
完成していた〜!🤗!



👀 周りのエグゼクティブたちも
徐々にお休みモード…💤



そして、
そのトイレもなかなかお洒落✨
(写真を撮らなかったけど、引き出しの中
のアメニティが超充実しているのだ…✨✨)



ん?
便座が見当たらないが…👀



おおお
こういうことか…👀



そして、おっさんは…



そして、そして
数時間後に…



毎度のことながら…

幸せな時間は
いつまでも続かない。

「山あり」の後だから…

次はまた、
「谷あり」になるはず。。



↓↓↓



なんと…

ニューヨークの空港に着いた途端、
「谷がダブル」で襲ってきた!!

まず、
チェックインした
3つのスーツケースのうちの1つが
「ロストバゲージ」!😞
(↑結局、コレは出てくるまで5日かかった😑)

そして、
2コ目の「谷」は
コレ↓↓↓



🙄🙄🙄



おっさん的には
結構なショック…😵😞😞



お気に入りなのに…😭😭😭



このスーツケース↑↑↑
おっさんがアイルランド🇮🇪に赴任した時に
自分へのご褒美で買った
モンクレールとリモワのコラボの
「レアもの」で、

普段は決してチェックインなどせずに
キャリーオンで大切に扱っていたのに…😭
(今回は荷物が多かったから、、
泣く泣く預けたら、この始末…😞)



🙄 無残過ぎる…😞

そんなこんなの
「山あり」「谷あり」
を繰り返しながら、、

おっさんは
何とかニューヨークに到着!



さてさて、

本シリーズ最終話となる
⑤では、どんな「山あり」?が
待っているのか…

(次話⑤に続く…)


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