(第303話)今年のテッペン…🗻

未だコロナは欧州において完全に収束することはなく、ルクセンブルク🇱🇺から車で移動してスキーをすることが可能な国は、非常に貴重な存在…🇨🇭

でも、状況は日々刻々と変化しているから、いつ何時、また制限がかかって、何処へも行けなくなってしまうか分からない…😑

遮断されたプライベート空間である車を使って、街から密のない大自然へと移動し、自然の偉大さ、地球という星の美しさを満喫する。

これぞ、コロナ渦における「最善の休日の楽しみ方」のひとつ…。

金曜日の晩は徹夜で運転をして、そのまま丸一日スキー⛷をしたから、相応に疲れが溜まっている。

そんなわけで昨夜は、23時から5時まで、丸6時間も熟睡することできた…🛌

朝5時。
良質な睡眠を取ったから、気分爽快に目が覚めた!🤗

ホテルの部屋の窓を開けてみる…👀

静寂さの中に、ピンと張り詰めた澄んだ雪山の空気と、地球が目を覚まし始めているかのような微かな明るさを感じる。

🙄 静かだなぁ。。

「密」など、どこにもなく、
今、動いているのは、地球と自分だけではないか?と思うくらいの静けさ…

ちょっとだけ外に出てみよう。。🤔

上着を着て、ホテルの玄関を出ると、そこには風に靡くスイス🇨🇭の国旗と、満月の月明かりに照らされているマッターホルン🗻の勇姿が…👀

🙄🙄🙄
ホント、何の偶然か…

決して簡単には見ることができない「雲一つかかっていないマッターホルン🗻の山頂」と「空気の澄み切った雪山の上に見える満月」のコラボレーション…✨

こんな景色、一生に一度しか、自分の目で間近に見ることなどできないのではないだろうか。

🙄🙄🙄

実は「自分は昨夜、車を運転中に事故を起こして死んでしまったのではないか?😇🤔」と思えるくらい、幻想的で、神秘的で、そして壮大な景色である。

満月って、潮の満ち引きも司っていると言うけれど、体内の60%程度が水分である人間にも、きっと大きなパワーを与えているのだろう。。

今日は夕方まで思いっきり滑ってから、またルクセンブルク🇱🇺まで運転して帰らなくてはならない…😞

荷物の整理をして、ニュースを見ている間に7時になった。

あたりはすっかり明るくなってきた。

朝食を食べながら、見える景色…。

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🙄🙄🙄

非日常的。。
薄い水色と白とピンクとオレンジの「淡いグラデーション」が、見ている間に彩度を上げて変化していく…👀

7時半のホテルの玄関先
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徐々に陽が上ってきて、まさに今、満月から太陽へのバトンタッチがなされようとしている…🤗
(山の右側の方に沈もうとしている満月が綺麗に見えているのだけど、写真だと小さくなって分かりづらいなぁ〜😞)

🙄🙄🙄

🙄🙄🙄
昨日も今日も、完璧な晴天!
(連れてきた後輩が「晴れ男」なのだろうか…😑)

8時半だ。

チェックアウトを済ませ、荷物をフロントに預けた。

さあ、滑りに行こう〜⛷

綺麗な雪山の朝。
見事な青空である…👀

この空間に身を置いているだけで、身も心も浄化されていくような気がする。

山岳鉄道と、リフトと、ゴンドラと、ロープウェイをフルに使って、マッターホルン🗻を滑り尽くそう〜!

写真ではなかなか伝わりにくいけど、もう「スケール感」がハンパない…😵

どこを、どう滑ろうが、自分の自由!!

左右に100メートルの振り幅の大回りターンをしようが、断崖絶壁を小回りで落ちるように滑ろうが、まわりには誰もいないし、地球を独り占めしているかのような開放感…。

(╹◡╹)

ホントに気持ちいいなぁ〜!!😀

絶景のマッターホルンビューのレストハウスの看板犬?が、気持ち良さそうに陽の光を浴びながら、まどろんでいる。。

よし、彼↑と一緒に一休みしよう〜😆

まさに雪山の絵が描かれているスイスビール🍺

ここのレストハウスで働いている50代半ば位の「ちょい悪オヤジ」🤣

なんと「アイリッシュのスイス人」で本職はミュージシャンとのこと🇮🇪🇨🇭🎶

暫し、ダブリンの街の話や、アイリッシュスポーツの話、そしてアイリッシュミュージックの話などをして、雑談を楽しむ…🤗

さあ、喉の渇きも潤したから、更に上に登ろう!

どんどん、景色が広くなってきている。。

テッペンまで行こう!!

天国に近づいてきた…😇

ここの標高は…

🙄🙄🙄 3,883M
…もはや、富士山頂の高さを超えている。

人生史上、最も高い場所でのスキー⛷だなぁ。

「グレイシャーパラダイス」のスネガ展望台からの絶景…🗻

ヨーロッパで最高地点にある展望台だそうだ🤗

ふと、上を見上げると…👀

👀 キリストの十字架がある。。

あ、下に何か書いてあるな…👀

「私たちの目の前に広がる永遠の世界、雄大な山々。大きくて広い。神は素晴らしく、皆が賛美する。それは、永遠だから。」
「もっと、人間らしくなりなさい…。」

🙄 多分、そんなような意味の言葉だ…🤔

その言葉の真意は分からないけど、何だか心の深いところで理解できた気がして、十字架の下で両手を合わせて目を閉じ、祈りを捧げた…。

さあ、神に守られている山を滑り降りて「人間の世界」に帰らなくては…😞

昨日以上の滑走距離になっていることは確実!⛷

2日で軽く5、60キロは滑っているね…
⛷⛷⛷

大学3年生以来かな〜?

こんなに全身で雪山を感じながら、体を大自然に委ねてスキーを楽しんだのは…。

最後にキラキラの雪山をバックに乾杯🥂して…

麓まで降りて、シャワーを浴びて帰ろう!
(╹◡╹)

滞在時間「33時間(うち6時間が睡眠時間)」
+運転時間「15時間」
=計「48時間」

とても充実した土日になった〜😀

月曜日は朝から普通にオフィス出社!

非日常の生活は、週末の「48時間」だけでおしまいだ…😞